親がカメラ好きでよく写真を撮影していました。私も高校生の頃、二眼レフのローライ(フィルムの巻き上げが重たい!)やオリンパスのカメラを使用し、常に首から下げて通学していました。
校内の写真や同級生の写真を撮ることが日常であり、カメラ越しでないとコミュニケーションが難しかったのかもしれません。
時代が進んでデジタルカメラが主流になり、フィルムの使用が減り、ファインダーを覗くことが減ってから、カメラへの愛着が薄れてきました。
しかし、かつての「覗き込む」カメラは楽しかったです。
マテリアルを撮影することも趣味であり、京都への旅行で出会った珍しい土壁や美しい瓦屋根をたくさん撮りまくっていたら職質されたという思い出もあります。
今でも、樹木の表皮や地面の乾燥した場所、剥がれた壁や色あせた店舗のシャッターなど、好きな被写体をよく撮影しています。
カメラを通じて特別な瞬間や風景を切り取ることは、私にとっての楽しみです。
今回、東京を象徴すると2ヶ所の駅を半襟の柄にしました。
粋に着こなしていただけたらと思います。
駅をマテリアルとして捉えると、様々な素材が豊富に揃っています。
私たちが吉原のアトリエから出かける際に頻繁に通る鶯谷。
駅には白ペンキの柱にひび割れがあります。
何度も塗り直された重厚さと、錆の詫びた感じが、独特の完成度を醸し出しています。
━━━━━ デザイナー:芝崎るみ ━━━━━
【生地】ポリエステル100%
【サイズ】長さ約105センチ 幅約16センチ
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