RumiRock 反物 ゆかた「近松カラス」 [A1688]
¥41,800
名作の心中二作(曾根崎心中、心中天の網嶋)の台本をくわえたカラスがいっせいに飛び立ち、男女の道行きを見守ります。
ハードな題材をうまく注染の柄に組み込みました。
浄瑠璃台本は名シーンを切り取ったもの。
さてさて、中身は...?
・曾根崎心中より
原文:「手にかけて、殺しておいて行かんせな。放ちハやらじ」
訳文:(行くのなら)手にかけて殺しておいて行きなさいな。決して放しません。
・心中天の網嶋より
原文:「死(志)に顔に、泣き顔残すな。残さじと、にっと笑顔の白(志)々と」
訳文:「死に顔に、泣き顔を残すな」「残すまい」と、にっこと笑う笑顔が白々とうかび...
この先は浄瑠璃を生で。
江戸前期の美学の結晶をお楽しみ下さい。
━━━ デザイナー:芝崎るみ ────
【生地】綿75%麻25%しじら
【サイズ】約38センチ
【ご注意】注染ゆかたのお取り扱いについて
この製品は、国内の染色工場でハンドメイドにより1点ずつ染められていますので、それぞれの色合いがロットなどで多少異なることがございます。細心の注意を払い染色しておりますが、折り返しの部分(約1メートルごと)の色に濃淡が出る場合があります。これは本格注染染の特質ですのでご理解・ご了承ください。
ご自宅で洗濯される場合は、ほかの物とは別にネットに入れ、洗濯機弱洗いで洗濯してください。固めの風合いがお好みでしたら薄く糊付けし、タンブラー乾燥はせずに、弱脱水ののち形を整えて陰干しされると、綿ならではの風合いを長く保つことができます。洗濯水の中に長くつけ込んでおきますと、色落ちすることがあります。またほかの衣料と洗濯をされると移染することがありますので、特に白地衣類と共に洗濯されることはお避けください。
お仕立てについてはこちらをご覧ください。
https://www.rumirock.com/p00002
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