唐獅子（からじし）は中国と日本に伝わる神獣で、中国伝来の唐獅子は、体に渦巻く毛で覆われた容姿で知られています。もともとは仏陀の一族を守護するインドライオンがモチーフとされています。

能の演目「石橋」（しゃっきょう）や歌舞伎の「春興鏡獅子」（しゅんきょうかがみじし）などで描かれているように、中国の山奥には橋がかかり、向こうには文殊菩薩がいる極楽浄土が存在し、修行中の僧侶が訪れた際には、唐獅子が踊り出すという作品があります。

牡丹の花、蝶々、そして唐獅子は、極楽浄土の入り口を象徴する重要なアイコンとされています。

ルミロックの人気名古屋帯の柄から、
カラフルになって唐獅子が踊っているように配置いたしました。

バーズアイの無地着物やお手持ちのアンティーク着物、渋い江戸小紋などとも組み合わせてコーディネートを楽しんでみてください。