【受注商品】Rumi Rock振袖 古九谷

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159,500円(本体145,000円、税14,500円)
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■Rumi Rock 振袖「古九谷」


古九谷を意識したのは、もう30年くらい前でしょうか、私が代々木の図案工房に勤めていたときです。
芸大卒の、不思議なエネルギーを持った同僚がしきりと「ともかく、古九谷はほかとはちがうんだ」と言っていました。
5年ほど前金沢にて販売会をした際、黄色と緑と紫のコントラストに引かれて、いくつか復刻版のお皿を買って帰りました。
ルミロックで振袖をつくるんだったら、あの色しか無いと重い、資料を集めて図案を描きました。

古九谷についてもうすこし調べようとして、和楽の特集記事を読みました。
結論を明確に、猛烈な勢いで語られている・・・戦国時代を生き抜いた前田利家の文化戦略について、石川県立美術館の学芸員、村瀬博春先生の強い言葉がそこにありました。

和楽 特集記事
https://intojapanwaraku.com/jpart/76070/

宗達などの日本画、宗教的意図についても論文があり(私達はつい、「かわいいー」みたいな反応をしてしまいますが)当時の深刻な問題、書き手とクライアントが混めた思いについて分析し、丁寧に解説してくださいます。
信長、高山右近、キリシタン文化・・教科書で学ぶのとは違う、権力者たちの想いがつまった工芸品なのでした。

古九谷の文様は、私があつかう着物の図案では描いたことがないタイプ、とくに「牡丹柄」については、花のふちが西洋の紋章の形になっており「「やはり現物の皿を見なくてはいけない」と思いました。

思い切って村瀬先生にご連絡し、なんとかお目通りお願いできないかということでお会いすることができました。文様の謎を伺いたい・・

素人が感じた謎にも、丁寧に答えてくださいました。
あらためて刀剣、琳派、工芸、そして古九谷の皿を拝見しました。独特の美学はどのようなジャンルに分類したらいいか、私の経験ではなかなか捕られず、伺ったところ「反徳川の精神」、江戸でも京都でもない精神が全てに渡って貫かれているということでした。
美術館には、陶器をはじめ、本阿弥光悦や宗達による屏風絵や刀剣、その時代の加賀の繁栄をうかがえる素晴らしい名品ばかりでした。

このような文様こそ、人生の門出、振袖にふさわしい柄だと感じております。

村瀬博春先生のコラム、こちらもお読みください
http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/column/9217/


【生地】表地ポリエステル100% 裏地(八掛・胴裏)ポリエステル100%
【サイズ】S、M、Lサイズ


※同じ柄で二尺袖、訪問着もお作りいたします。ご希望の方はどうぞご相談ください。
※ひな形はイメージです。寸法や仕立て方によって柄の出方が異なります。
※ご注文から約60日後のお届けになります。
※帯、衿、その他小物は付属いたしません。



2020Rumi Rock振袖特集ページ
https://peraichi.com/landing_pages/view/rumirockfurisode2020